
オデッサ・テクノス株式会社
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■重金属・油汚染土壌安定化のメカニズム
○化学薬剤ソイルケアによる安定化
ソイルケアは還元作用を有する「ソイルケアF」と、強力な配位結合能力を有する「ソイルケアE」の2種類がある。ソイルケアによる有害物質の安定化メカニズムは、以下の通りである。
土壌中にアニオン(陰イオン)として溶出している物質は、ソイルケアFにて還元され、カチオン(陽イオン)となる。その後、カチオンになった物質は、アニオン物質であるソイルケアEの強力な配位結合作用により捕獲・固定化される。また、ソイルケアEは、土壌中にカチオンとして溶出している物質も捕獲・固定化する。
○特殊固化材ハードロップによる安定化
ハードロップによる有害物質の安定化のメカニズムは、以下の通りである。
ハードロップは水和反応により、水和生成物を形成する。水和生成物1こは工トリンガイト、水酸化カルシウム、モノサルフェート水和物およびC-S-Hなど様々なものがあるが、有害物質の安定化にはC-S一Hによるところが大きい。C-S-Hとはハードロップの主要化合物であるエ一ライトおよびビーライトの水和によって生成する低結晶性のカルシウムシリケート水和物である。これは針状もしくは板状結晶が層状に重なることで束を形成し、それらが無秩序に形成したもので、層間には微細なゲル空隙および毛細管空隙を無数に保有している。この空隙に有害物質を封じ込め、土壌が経時的に強度を増すことで安定化する。
C-S-Hは有害重金属を封じ込めることが可能であるが、油汚染土壌なども同様に封じ込めることが可能である。



