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キャピフォンベルト

キャピフォンベルト

キャピフォンとは、毛細管(capillary)とサイフォン(siphon)をかけあわせた造語であり、この両者を技術的に取リ入れ、開発されたのが「キャピフォンベルト」である。

キャピフォンベルトは、台湾のベンチャー企業(有限会社キャピフォン)が開発したもので、毛細管現象により水のみを吸い上げることができるベルトである。その性能は台湾国内においてはもちろんのこと、中国、欧州、米国などの諸外国からも評価を受けている。


■キャピフォンベルトのメカニズム

キャピフォンペルトの細かい溝

キャピフォンペルトには細かい溝が多数存在する.溝は土粒子よりも細かいため、土粒子に邪魔されることなく、毛細管現象によリ水を吸い上げることができる。( 1目盛=1o )


■キャピフォンペルトの特長

○高い排水力が得られる。
○ロール式であるため、取リ扱いが楽である。
○施工コスト、メンテナンスなどの経費削減に貢献する。

■キャピフォンベルト利用例(台湾の運動場における施工)

1)運動場内にて配水管の設置を行う。 2)パイプ付のキャピフォンベルトを埋めるための穴を掘る。
3)パイプ施工後は埋め戻し、芝で覆う。 4)多雨の後はトラックに水が溜まるが、芝の部分はきれいに排水されている。

キャピフォンセパレータ

キャピフォンセパレータ

弊社では、「キャピフォンペルト」の毛細管現象とサイフォンの原理を応用し、泥水を汚 泥と清水に分離するシス〒ム「キャピフォンセパレータ」を開発した。本システムは自然現 象を利用しているため、従来における脱水機のような大きな動力を必要とせず、処理コス トを大幅に削減することができる。また、4tトラックでの移動が可能なので、持ち運びも 容易である。

縦 :1,500mm 横 :2,230mm 高さ:1,700mm

キャピフォンセパレータ

■キャピフォンセパレータの構造

キャピフォンセパレータ内部の構造は、濾過材、ドレーンパイプ、エアレーションパイプ、 ガード、排水ポンプの5つから成る。

キャピフォンセパレータの内部
  1. 濾過材
    キャピフォン自体は濾過機能を有するが、粒子が細かい場合は目詰まりを起こす可能性があるため、濾過材を入れる(写真はまだ入っていない状態)。濾過材は主に砂であるが、ゼオライト、繊維状のフィルターでも代用可能である。
  2. ドレーンパイプ
    パイプにキャピフォンペルトを巻きつけたもの。これが排水の役割をする。ドレーンパイプには排水孔が設けられており、濾過水はこの孔からパイプを通り、排水される。
  3. エアレーショシパイプ
    空気を送り込むことによリドレーンパイプの排水を促す。エアレーショシパイプはこの他に上部にも設置されており、取り外しが簡単にできる。
  4. ガード
    濾過材を入れ替えるための足場。
  5. 排水ポンプ
    トレーンパイプを通って集められた水は排水ポンプによって排出される。 キャピフォンセパレータの内部

■キャピフォンセパレータの用途

○工事現場内にて排出された泥水の処理

工事現場内で発生する泥水の処理に利用。分離した上水はpH調整、有害物質の除去等を 行ってからリサイクルすることも可能である。

○廃油を含んだ泥水の処理

機械工場等で発生する廃油や油分を含んだ泥水の処理に利用。キャピフォンセパレータ から排出さ机る水には、油分は含まれない。(これらの用途以外にも応用可能)

■キャピフォンセパレータの性能

○排水時間と排水量

汚泥比重が大きいほど、時間あたりの排出量が減少していると同時に、一定時間経過後 の排水量も減少する

○汚泥含水比の変化

汚泥比重が小さいほど、処理後における含水比の低下が顕著に認められる。

○減量化率

汚泥比重が小さいほど、脱水処理における汚泥の減量化率は、大きくなる。

キャピフォンセパレータの性能

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